国家公務員について

国家公務員に関する情報を紹介します



国家公務員とは

国家公務員とは、日本の行政機関で働く職員など、国家公務員法が適用される人のことを指します。特別職と一般職に分けられており、国家公務員の中でも高級官僚は、キャリアと呼ばれる幹部候補生の中から選抜されます。

国家公務員の役割は、国民が納めた税金の使い道を企画・立案したり、国会の承認を経た予算を元に、法律に則って国家の様々な業務を推し進め、国民の生活をよりよいものにすることです。行政機関は、財務省、法務省、厚生労働省などの各省庁のことです。
各省庁ごとに、役割は分かれ、例えば、財務省は国の予算を作成する、法務省は法整備などを行う、厚生労働省は医療、福祉の向上や労働者の労働環境の整備などを行うといったように、国家や日本国民の生活の発展に寄与する面が大きい仕事と言えます。当然、国家レベルの仕事が多くなるためスケールが大きくなり、多額の予算を扱うことがあるので、その分責任も大きくなります。

また、お役所の公務員は定時で帰宅できるというような、私たち一般人が思い描くようなイメージとはかけ離れていて、残業が多く激務だとも言われています。キャリア官僚となるとその傾向は強くなります。よく官僚と聞くと、天下りなど贅沢な意味で捉えられてしまうことがありますが、もしこの職業を目指すのであれば、華やかなだけではなく、厳しい世界という側面があることを知っておくべきでしょう。一方で、国家公務員という世間から見ても安定した職業と給与面、充実した福利厚生に魅力を感じてしまう人が多い職業でもあります。

 

国家公務員になるには

国家公務員になるには、国家公務員試験を受験して合格し、各省庁に採用される必要があります。国家公務員試験には、大学や大学院を卒業し、将来は管理職になることを目指す人向けの総合職試験、大卒・高卒の人が受けられる一般職試験と専門職試験があります。総合職試験の場合は、まずは受験の申込、次に第一次試験(筆記)、第一次試験合格発表を経て、筆記試験、政策課題討議に人物試験、英語試験が課される第二次試験があり、最終合格発表になります。

最終合格発表で合格しても、イコール採用ではありません。その後、官庁訪問をし、各省庁で面接を受ける必要があります。面接を経て決まれば採用に至ります。一般職試験の場合は、受験の申込、第一次試験(筆記)、第一次試験合格発表、第二次試験(人物試験)、最終合格発表があり、その後、総合職試験同様、官庁訪問で各省庁にて面接をし、合格すれば採用になります。専門職試験は、法務省専門職員や国税専門官など各職種によって、受験資格や試験内容が違ってきますので、各試験の受験案内でそれぞれよく確認する必要があります。

総合職試験では、院卒者と大卒者で試験内容が異なります。院卒者試験では、行政や人間科学、数理科学、地球科学など9つの区分があり、大卒程度試験では、政治・国際、経済、森林・自然環境、教養など11区分です。試験の倍率はその年毎に変わりますが、どちらも難関となっています。より確実に合格を目指すなら、公務員試験対策を行っている講座や専門学校を利用して勉強するのもいいでしょう。